子供に泳ぎを教える時の極意
極意は簡単です。
しっかり抱きしめる!!!
これから順に、
「スムーズに浮く」
の練習方法をお伝えします。
①強く抱きしめる
肌と肌をきっちりと隙間なくつけて、
抱きしめる!
一緒に水をかきまわしたり、
「水ってきれいだね~」
って角度を変えて眺めてみたり…
その間、絶対に抱きしめている力を
ゆるめません。
いつもより強めにギュー!
そうこうしているうちに、
ふっと子供が身体を話す瞬間があります。
その時がチャンス。
②潜る
「水の中におさかながいるかも~」
とドボンと潜ります。
子供はかなり慌てますが、
「すご~い!」
って言って、空いてる手で握手する。
それを5回くらい。
もうこうなると、
水への興味が湧きますから、
少しづつ肌が離れてゆきます。
③安心感を持たせながら浮く準備
身体から子供を離して、
でも肩にはしっかりつかまらせて、
「浮いてる~」
って言いましょう。浮いてなくても
そう言ってやりましょう。
「浮いてみよう~」じゃなくて、
「浮いてる~」
しっかりと子供の身体を
支えている両手が、
きっとおわかりになるはずです。
だんだんりきみが取れてきてることが。
いよいよです。
④手を放して浮かせてみる
「手をそっと離して、またすぐに手を
つかんでいいからね、やってみようっか~」
すると、「浮く」という感覚がなにやら
不思議感覚らしく、子供はすぐに反応して
くれます。
パっと離してはギュっとつかむ。
それを繰り返しているうちに、
3つ、5つ、って数えて、
こうなると子供は、
「10!」
って必ず言います。
7とか9とは言いません(笑)
だんだん長い時間漂うようになります。
あとはひたすら遊びましょう。
ビート板を使うのはそれからです。
私が短期間で泳げるようにできるコツは、
ただ、それだけのことなのです。
親子で、あるいはおばあちゃん・おじいちゃんと
一緒に、スキンシップを重ねられたら、
きっとお子さんも喜びます。
この夏、水の楽しさを一緒に知ってくださいね。
********************
水の叡智とたわむれて
不可能を可能にする
スイムセラピスト
三嶋恵子
—–