なぜこんなに「水」に魅せられたのか?①

【なぜこんなに「水」に魅せられたか?

 の巻 その1】

私は幼い頃から歩きにくかったです。

股関節脱臼ってことですね。

亡くなった両親も、

もちろん祖父母も、

たぶん、親戚中誰も知らないと思うのですが、

私は真名川という川でおぼれたことが

あるのです。実はあかね川でも。

(めちゃくちゃローカル)

その川は、清く澄んだ川で、大野市の街中から

バスが山に上がっていき、そこから、

谷に降りてゆくところ。

何歳かは覚えていないのですが、

叔父が連れてってくれました。

(大好きな正二叔父さんが叱られると

いけないと思って

 言わなかった可能性は大)

流されました~。

みんながスイカを食べてる時でした(笑)

アブ(蜂みたいに刺されると痛い)が

ブンブン飛んでいるので、

そっちに気を取られていて、

誰も見ていなかった。

そして深みの方へ流されていき、そこの、

濃い緑色の深みにしばらくいて、

(どっぷり水の中の洞窟が見えた)

10mくらい流されて、

浅瀬に乗り上げました。

その間、私は慌てもせず、

水におまかせだったのです。

大丈夫、って知ってたから。

大人になってから、

ある日それを思い出し、

「あの時、完全に水没したし、

溺れたんじゃないかしらん」(笑)

その時の水の感触を今話すと、

うまく伝えられそうにないのですが、

「包みこんで

 抱き上げて

 運んで」くれた、って感じなのです。

それが私の「水」の原点。

大人になって歩けなくなって、

運動オンチだった(体育が見学の時も

多かったので)

私が選んだのは、やはり、

水泳でした~!!!

     つづく

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