「競泳式」と「ゆるゆるスイム」
まず、「競泳式」という言い方について説明させてくださいね。
「競泳式」という言い方は、
私の「ゆるゆるスイム」と区別するために、
私が勝手に言っているだけです(スマン…ゴメン…)
でもこれだけは知っていてください。
「泳げる」をめざす方々は、ほとんどのスイミングスクールで
この「競泳式」を習っています。市とかで行われる水泳教室も
しかり。
子供クラスも中高年クラスも高齢者クラスも、
へたすると腰痛コースでも「競泳式」だったりします。
(水中歩行クラスは別。泳ぐプログラムのみの話ね)
教えるコーチは「泳げる人」・「水泳選手だった人」が
ほとんどであり、
高齢者の方々や運動神経がイマイチの子たちが
こぞって水泳を始めるようになるとは
予想できなかったためではないかと思いますが、
マニュアルはひとつだけ「競泳式」。
ついでに言うと…
病院と併設のプールで、ヘルニアや変形性股関節症の
方たちに「競泳式」の指導がされていた時には
腰を抜かしましたです、ほんと((((((ノ゚⊿゚)ノ
ここまで言ったらついでに言っちゃいますが…
あるプールで「高齢者用水泳マニュアル」を見せて
もらったら、「競泳式」がツラツラ書いてある最後に、
高齢者には無理させない!
とだけ書いてあった…
とまあ、こういう現状があるわけです。
「じゃ、競泳式とゆるゆるスイムが、何が違うんだ?!」
とイライラしてきた方のためにいうと、
○泳ぐ姿勢が違う
○水をかく位置が違う
○視点が違う
○練習方法が違う
○目的が違う
でも、ここでオチがあって、
泳ぐ「見た目」はいっしょ!
最終的に私は競泳式への憧れがあってですね(汗)、
キックの練習すれば腰が痛くなり、
水のかきの筋トレすれば肩が痛くなり、
肩の柔らかいコーチに(水泳選手は肩が柔らかいの!)
「肩を取り換えてきなさい」
と笑われてですね、
怒る気にもなれないほど自由のきかないからだに
愕然としながらもですね、
かっこよく泳ぎたかったんですよ私も!
だから研究したんですよ、長年かけて。
で、結論。
好きな方を選んでくださいね、ということで。
★「競泳式」は、競いますから、当たり前ですが、
速く泳ぐことを目標にする
(めざせ北島康介!の世界)
★「ゆるゆるスイム」は、競いませんから、
ゆっくり長い距離を泳いでからだと体和
(ただし、かっこよく泳がないとダメ)
楽しみましょうね、水泳を、
そして、人生を♡
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